
1:
:2012/10/18(木) 21:33:02.85 ID:
エミル「……」
ミラ「ふむ」
エミル「んだよ」
ミラ「いや、君は本当に性格がガラリとわかるとおもってな」
セルシウス「そうね……、普段のおとなしいのが嘘みたい」
エミル「で、それだけか?マクスウェルさんよ」
ミラ「そうツレないことをいうな。こうして精霊同士あつまったのだ」
エミル「知るかよ。セルシウスもなんとかいってやれよ」
セルシウス「たまにはいいんじゃないかしら?私はイフリートさえ居なければいいわよ」
エミル「……あー、そうかよ。」
2:
:2012/10/18(木) 21:33:55.17 ID:
セルシウスだけ一つ下級な件について
3:
:2012/10/18(木) 21:37:57.70 ID:
エミル「そもそも、てめぇには四大がいんだろ?」
エミル「精霊トークしたいなら、そいつらとやっていればいいだけじゃないのか」
ミラ「そうなのだがな。たまには四大以外とも話をしてみたくなることもあるさ」
ミラ「ラタトスク……、いや。エミルにはそういうことはないのか?」
エミル「ねーな、まったく」
セルシウス「本当なの?私はそれなりに、仲間たちと話をしたものだけど」
エミル「へぇ、イフリートはニガテなんだろう?それで話しできんのかよ」
セルシウス「別に、アレと話すなんていってないわよ……」
4:
:2012/10/18(木) 21:38:29.22 ID:
エミラウス
5:
:2012/10/18(木) 21:39:27.85 ID:
セルシウスはE?
6:
:2012/10/18(木) 21:42:24.90 ID:
ラタやマクスウェルにくらべたら確かにセルシウスは…
7:
:2012/10/18(木) 21:43:36.65 ID:
エミル「……だが、マクスウェルさんよ」
エミル「そっちは随分となよなよしたのと一緒なんだな」
ミラ「ジュードか。確かにそういう印象を与えるが、アレでなかなか芯のある男だよ」
エミル「けっ、その芯を作ったのはどこのだれなんだか」
セルシウス「あなた、随分彼女に突っかかるわね」
エミル「……別に、突っかかってなんかねーよ!」
ミラ「エミル。そうやってすぐに声を荒げるのは君の悪い癖だぞ」
エミル「ちっ……、保護者ぶりやがって」
9:
:2012/10/18(木) 21:52:12.08 ID:
セルシウス「でも。こうしてみると、2人は精霊に見えないわね」
エミル「コイツは元々はデコイだったからな、俺も見かけは人間のを借りたわけだし」
ミラ「その点、セルシウスは形こそ人と変わないが、肌の色ですぐにわかるな」
エミル「つーかよ、そのカチューシャは一体なんなんだよ」
セルシウス「こ、これは……、別に深い意味なんてないわよ」
エミル「まっ、服来てんだしカチューシャに突っ込みのも野暮だな」
ミラ「そういえば、その服はセルシウスの体の一部なのか?それとも、ちゃんとした服なのか?」
セルシウス「え?」
12:
:2012/10/18(木) 21:55:01.88 ID:
ミラ「いや、物体としてその形をとった際、そういうデザインになったのか」
ミラ「それとも、ちゃんとした服を着ているのか」
エミル「そういや、ゼロスの野郎は下着がみえただの言ってたみてぇだが?」
セルシウス「えぇっ!?」
エミル「やっぱ、普通に服を着てるんじゃねぇのか?」
ミラ「……まあ、おそらくそうなのだろうが」
セルシウス(よ、よかった……、脱がされるかと思ったわ)
13:
:2012/10/18(木) 21:56:10.99 ID:
魔物の王と精霊の王と…何?
26:
:2012/10/18(木) 22:51:28.34 ID:
誰か一行ずつキャラの紹介して
28:
:2012/10/18(木) 22:53:59.78 ID:
ミラ:精霊王マクスウェルその人。魔技で無双する
ラタトスク:魔物の王。精霊。決して魔王ではない
セルシウス:氷の精霊。近接格闘を扱うアイシクルガール
14:
:2012/10/18(木) 21:58:33.25 ID:
ミラ「……そういえば、エミル」
エミル「なんだよ」
ミラ「あまり、君のプライバシーに介入するつもりはない、が」
ミラ「マルタとはどうなっているんだ?」
エミル「はぁ!?マルタは今関係ねぇだろうが!」
セルシウス「彼女、随分あなたにご執心みたいだけど?」
エミル「正直、迷惑なだけだ」
セルシウス「本当に?」
エミル「……なんだよ、疑ってんのか」
ミラ「そこまで嫌がってる素振りはあまり見ないからな」
エミル「う、うるせぇよ」
15:
:2012/10/18(木) 22:01:06.49 ID:
エミル「だいたい、マルタのやつはな」
エミル「戦ってても、俺の方をみてばっかで戦わねぇし」
エミル「たまに戦ったと思えば、敵を倒したのをアピールしてくるし」
エミル「倒し終われば、唇突きつけてきやがるし」
エミル「……実際、迷惑してるんだよ、俺はよ」
ミラ「そ、そうか……」
セルシウス「……熱いわね」
ミラ「ああ、溶けてしまわないようにな、セルシウス」
17:
:2012/10/18(木) 22:05:01.01 ID:
エミル「ジュードとマルタはいいんだよ」
エミル「セルシウス、お前はヴェイグとはどうなんだよ?」
セルシウス「ああ、彼?」
ミラ「そういえば、よくヴェイグといるな」
セルシウス「彼といると、とても落ち着くのよ」
エミル「!」
セルシウス「それに、とても体が楽なの」
ミラ「しかし、彼にはクレアがいるだろう?」
セルシウス「平気よ、彼とは体だけの関係だし」
エミル「おい、何いってやがんだてめぇ!?」
セルシウス「彼ってほら、涼しいから」
エミル「……だったらそう言え!紛らわしいんだよ!」
19:
:2012/10/18(木) 22:14:05.86 ID:
セルシウス「でも、ほら。……あいつはニガテね」
エミル「アイツってだれだ」
セルシウス「ほら、あの暑苦しい……」
ミラ「フレンやロイドか」
エミル「そういう暑苦しさじゃねぇだろ、コングマンだろ」
ミラ「ああ、なるほど。確かに、セルシウスのニガテそうなタイプだな、彼は」
セルシウス「ほら、アレを思い出すから」
エミル「アイツの暑苦しさはハンパじゃねぇからな」
ミラ「だが、彼は彼の使命を果たすため努力している。正義感もあるしな」
エミル「まあ、悪いやつじゃねぇんだろうけどよ」
セルシウス「暑苦しいのよね……」
20:
:2012/10/18(木) 22:20:31.71 ID:
ミラ「いいじゃないか、子供の夢や憧れを守るために、チャンピオンであることを維持する」
ミラ「私は、そういった姿勢は素晴らしいと思うよ」
エミル「ま、否定はしねえな」
セルシウス「……そう、ね」
エミル「そういや、あいつの名前ってリングネームらしいな」
ミラ「そうなのか……?」
セルシウス「本名は何なのかしらね」
エミル「さあな、別に知りたいとはおもわねぇが」
ミラ「私は少し、興味がわいたよ」
21:
:2012/10/18(木) 22:27:14.62 ID:
エミル「……で」
ミラ「どうした?」
エミル「いや、なんつーかよ」
エミル「マルタとか、ロイドと話してる内容とそう変わらねぇなって思ってよ」
ミラ「そういわれてみれば、そうだな」
セルシウス「本当、精霊であつまった、とはいっても……」
セルシウス「案外、あなたたちは人間に順応しているのかもしれないわね」
23:
:2012/10/18(木) 22:35:41.04 ID:
ミラ「ふむ……確かにそうかもしれないな」
エミル「ま、俺は自分の身を守るためにもそうしなきゃならなかったしな」
セルシウス「それに、なんだかんだで人と接することは悪くないでしょう?」
ミラ「ああ、彼らは愛すべき存在だと思うよ。なあ、エミル」
エミル「し、知るかよ」
セルシウス「素直じゃないわね」
エミル「る、るせぇ!」
24:
:2012/10/18(木) 22:39:08.04 ID:
ミラ「まあ、私達精霊のつとめはひとつだ」
ミラ「人間達を見守る事」
ミラ「それをいつまでも、忘れずにいよう」
セルシウス「そうね、そうでありたいわ」
エミル「こら、魔物も忘れるなよ、魔物もよ」
ミラ「もちろんだ」
エミル「……ならいい」
27:
:2012/10/18(木) 22:53:02.31 ID:
ミラ「そういうわけだ。これからもよろしく頼むよ、セルシウス。ラタトスク」
エミル「……おう」
セルシウス「こちらこそ、よろしくお願いするわ」
ミラ「ああ、私達三人。いや、他の精霊達も含め……皆で力を合わせていこう」
エミル「足ひっぱんじゃねーぞ」
セルシウス「あら、どっちがかしらね」
エミル「んだとぉ!?」
29:
:2012/10/18(木) 22:58:02.44 ID:
ミラ「エミル。そうすぐにカっとなってはだめだ」
エミル「……ちっ」
セルシウス「ホント、普段とは全然違うわね」
ミラ「これを両方包み込むマルタは、ある意味で大物だな」
セルシウス「そうね」
エミル「だから、マルタは関係ねぇって言ってんだろうがァッ!!」
32:
:2012/10/18(木) 23:03:43.86 ID:
ミラ「ははは、そんなにマルタが大切なのだな」
セルシウス「そのようね」
エミル「なんでそうなったんだ、こら」
ミラ「いやいや、そういうのもいいだろう。君の意思だ」
エミル「おい、だから」
セルシウス「お似合いだと思うわよ」
エミル「違ぇっていってんだろうが!」
ミラ「照れるな、エミル」
エミル「……もういい」
35:
:2012/10/18(木) 23:11:16.07 ID:
エミル「……あ、あれ?」
ミラ「お、普段のエミルか」
エミル「……うん、引っ込んじゃったみたい」
セルシウス「本当、同一人物とはおもえないわね」
エミル「あはは、僕もあれくらい男らしくなれたらな」
ミラ「いや、あれはいきすぎだろう」
セルシウス「丁度中間点が一番丁度いいかもしれないわね」
36:
:2012/10/18(木) 23:13:49.51 ID:
ミラ「うむ。それでは、そろそろ解散としようか」
セルシウス「そうね。それなりに話もできたし」
エミル「うん……、またね。2人とも」
ミラ「ああ、またなエミル」
38:
:2012/10/18(木) 23:15:48.87 ID:
エミル「……これからどうしようかな」
マルタ「あ、エーミールッ♪」
エミル「わっ、マ、マルタ!?」
マルタ「エミル、ずっと探してたんだよ?」
エミル「ちょっと、マルタ!恥ずかしいよ、抱きつかないで……!」
マルタ「いいじゃない、ほら、エミル。ちゅぅ~……」
エミル「や、やめ……」
マルタ「んっー……」
エミル「止めろっていうのが、分かんねぇのかぁ!!!」
39:
:2012/10/18(木) 23:20:16.50 ID:
マルタ「……もう、怒らなくてもいいじゃない」
エミル「てめぇのせいで、俺は……!」
エミル「──で、なんの用だよ」
マルタ「えっとね、これからお買い物にいかない?」
エミル「……わかったよ、さっさと準備しろよ」
マルタ「えへへー、はぁ~い♪」
エミル(……しょうがねぇヤツだな、まったくよ)
マルタ「エミル、準備おわったよ、行こう?」
エミル「…………」
エミル「うん、いこうか、マルタ」
えんど
34:
:2012/10/18(木) 23:06:01.10 ID:
セルシウスはEの声とデザインが最強
なぜSで変えてしまったのだ…
37:
:2012/10/18(木) 23:15:09.91 ID:
>>34
えー、俺はSの短髪のほうが好きだなー
40:
:2012/10/18(木) 23:21:33.12 ID:
乙乙
引用元:- http://hayabusa.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1350563582/
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