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  • 【テイルズオブエクシリア】ジュード「可愛いしアグリアを仲間にしよう」【SS】


  • [ 2015/05/14 ] SS | コメント(0)


 

1:2011/09/19(月) 14:49:16.12 ID:
―――イル・ファン

アグリア「くせえ!!臭いんだよ、ブス!!」

レイア「な……!?」

アグリア「お前、頑張れば全てがなんとかなるとか思ってんだろ?」

レイア「思っちゃいけないの!?」

アグリア「それが臭いっていってんだよ!!このブス!!」

レイア「……!?」

ジュード「……」

アグリア「ブスブス!!ブスで臭いとかマジで救えねえな!!アハハ!!」

レイア「……っ!!」

ローエン「レイアさん!!」

ミラ「レイア!どこに行く!?」

アグリア「アハハ!!」


2:2011/09/19(月) 14:50:24.92 ID:
アグリアちゃんきたああああああああああああああ
6:2011/09/19(月) 14:52:25.14 ID:
エリーゼ「レイア、待ってください!」

ティポ「エリーゼ、追い掛けよう!」

ローエン「お供します」

アグリア「アハハ~、てめーらは全員くせえよ!バーカ」

ミラ「私達も行くぞ、ジュード」

ジュード「ミラ、先に言ってて。僕はこの子に言いたいことがあるんだ」

ミラ「……わかった。海停で待っている」

ジュード「ありがとう」

アグリア「あ~?なんだよ?」

ジュード「……」

アグリア「アハハ~なんだ~?あの臭いブスを貶されて切れたのかよ?」

ジュード「……そうだっていったら?」

アグリア「てめえもくせえ!!童貞野郎くせえよ!!さっさと消えろ!!」
8:2011/09/19(月) 14:54:28.56 ID:
ジュード「……どうして?」

アグリア「あ?」

ジュード「レイアを君のことを思って……」

アグリア「はあ?んなこと知るかよ!!早く目の前から消えろつってんだろ!!」

ジュード「……っ!!」

アグリア「なんだよ!?ちけーよ!!!離れろ!!くせーのが移るだろ!?」

ジュード「謝って……レイアに直接じゃなくてもいい。今、ここで謝って」

アグリア「ちょ……手を握んな!!キモいんだよ!!!」

ジュード「……放さない」

アグリア(な、なんだ……こいつ、すげー力だ……)

ジュード「アグリア……」

アグリア「いいから手を離せ!!!」
9:2011/09/19(月) 14:56:38.96 ID:
ジュード「じゃあ、謝ってくれる?」

アグリア「あたしはてめーらのことが大嫌いなんだよ!!謝るわけねーだろ!!」

ジュード「じゃあ、一緒に来てよ。一緒に居ればきっと僕たちのことを分かってもらえると思う」

アグリア「そんなのできるわけねーだろ!!!つーか、顔ちけーよ!!!息がかかるんだよ!!」

ジュード「アグリア……どうしてもダメ?」

アグリア「うっせえ!!」

ジュード「わかった……無理強いはできないもんね」

アグリア「……」

ジュード「……」

アグリア「いいから手を離せっつってんだろ!!!この童貞!!」

ジュード「あ、ごめん」
10:2011/09/19(月) 14:58:44.53 ID:
ジュード「じゃあ、僕はもう行くよ」

アグリア「死んじまえ!!バーカ!!!」

ジュード「でも、僕は待ってるから。気が変わったらいつでも来てね」

アグリア「そのまま待ちくたびれて干からびろ」

ジュード「それじゃあ」

アグリア「消え失せろ!!」

ジュード「うん」

アグリア「……」

ジュード「……」

アグリア「だから、なんでさっさといかねーんだよ!?」

ジュード「だって……名残惜しくて……また、会えるよね?」

アグリア「しらねーよ!!!!早くいけ!!!」
11:2011/09/19(月) 15:01:40.37 ID:
―――カン・バルク

アグリア「はぁ……」

プレザ「お帰り……どうしたの?珍しく疲れてるみたいだけど?」

アグリア「うっせえ、ババア」

ジャオ「なにかあったのか?」

アグリア「うぜえ……きえろ」

ウィンガル「どうせまた下らない失敗でもしたんだろう」

アグリア「あたしがそんなことするかよ!!!」

ガイアス「隠すな。何があったのか詳しく話せ」

アグリア「そ……それが……」

プレザ「(相変わらずガイアス王には素直なのね)」

ウィンガル「(あいつを手なずけられるのはガイアスだけだ)」

ジャオ「(うむ。素直なアグリアはかわいいのにのぉ)」
13:2011/09/19(月) 15:05:01.40 ID:
ガイアス「なるほど。勧誘されたわけか」

アグリア「あ、ああ」

ガイアス「……かなり真剣だったのか?」

アグリア「多分……」

プレザ「いいじゃない。仲間になっちゃえば?」

アグリア「なにぃ!?」

ウィンガル「向こうが敵と知って誘ってきたのであれば好都合ではないか」

アグリア「はあ?」

ガイアス「ああ。マクスウェル一行の詳細な動向が把握できるチャンスだ」

ジャオ「おお。それはいい考えじゃのお」

アグリア「おいおい、それが罠だって考えないのかよ!?」

ガイアス「アグリアはどう思う?そんな手を使うような者達に映ったか?」

アグリア「そ、それは……全く、思わなかった……けど……」
14:2011/09/19(月) 15:05:37.61 ID:
アグリアかわいい
16:2011/09/19(月) 15:08:23.42 ID:
プレザ「決まりね」

ウィンガル「早速準備をするといい」

ガイアス「頼んだぞ、アグリア」

アグリア「ちょ!」

ジャオ「アグリア、ついでで構わんから娘っ子のことも頼む」

アグリア「待てって!!」

ガイアス「期待しているぞ、アグリア」

アグリア「あ……う……」

プレザ「はいはい、こっちから根回しもしとくから」

アグリア「根回しって、なんだよ」

プレザ「アルに手紙を出しておくから、貴方がすんなり仲間になれるようにね」

アグリア「……」

ガイアス「頼んだぞ、アグリア」

アグリア「あー!!!わかったよ!!!行けばいいんだろ!!行けば!!!」
17:2011/09/19(月) 15:11:33.06 ID:
―――サマンガン海停 宿屋

ジュード「ミラ、何食べる?」

ミラ「うむ……ジュードはなにがいいんだ?」

ジュード「ミラの食べたい物でいいよ」

ミラ「そうか……では―――」

レイア「ジュードっていっつもミラの意見をソンチョーするよね」

エリーゼ「ずるいです」

ローエン「ほっほ、まあ、こればっかりは仕方ありませんね」

レイア「仕方なくなんてないよ!」

エリーゼ「です!」

アルヴィン「……」

ティポ「アルヴィン、どうしたのー?さっきから眉間にしわ寄せて、何読んでるの?」

エリーゼ「手紙……ですか?」

アルヴィン「ああ……ちょっと、これは……」
19:2011/09/19(月) 15:13:51.64 ID:
ジュード「ミラ、おまたせ」

ミラ「ありがとう、ジュード」

ジュード「じゃあ、食べようか」

ミラ「うむ」

ジュード「どう、ミラ?」

ミラ「ああ、美味しいぞ。流石はジュードだな」

ジュード「ミラがそう言ってくれるだけでうれしいよ」

ミラ「ジュード……」

ジュード「ミラ……」

レイア「はいはーい!いい雰囲気ださないでよー!」

ジュード「わぁ!レイア!?」

ミラ「いい雰囲気だったのか?すまない、無意識だったよ」

レイア「……」

ティポ「レイア、こわーい!!!」

エリーゼ「レイアが怒ってます……」
20:2011/09/19(月) 15:15:58.34 ID:
アルヴィン「おい、食べながらでいいから聞いてくれ」

ローエン「どうしたのですか?」

ジュード「ミラ、これも食べてみてよ。美味しいよ?」

ミラ「本当か?」

ジュード「はい、あーん」

ミラ「あーん……うん、確かに」

ジュード「でしょ?」

レイア「おーい!アルヴィン君が喋ってるんだけどー」

ミラ「食べながらでいいと言ったではないか」

ジュード「レイア、人の話はよく聞かないと」

レイア「……」

ローエン「レイアさん、右手でフォークを握りしめないでくれませんか?」

エリーゼ「レイア、落ち着いてください」

アルヴィン「喋って……いいか?」
21:2011/09/19(月) 15:16:07.63 ID:
アハ~
22:2011/09/19(月) 15:18:17.76 ID:
エリーゼ「どうぞ」

ティポ「どうぞどうぞ」

アルヴィン「えー、今から一人、俺たちに合流したいってやつがいるんだ」

ジュード「アルヴィンの友達?」

ミラ「まさか……イバルじゃないだろうな?」

レイア「それは……ちょっと……」

ティポ「困るよね~」

アルヴィン「いや、あの巫女じゃない。もっとすごい奴だ」

ジュード「すごいって……誰?」

ローエン「まさか……ドロッセルお嬢様……!?」

エリーゼ「それ、うれしいです」

ミラ「ドロッセルは戦えるのか?」

ローエン「多少、剣術の心得があります。私がなんどか指導したこともありますので」

ジュード「へえ、すごいんだね」

ローエン「ええ。六家の一人として何事にも精通していなければいけませんから」
23:2011/09/19(月) 15:20:24.32 ID:
ミラ「それは楽しみだな」

アルヴィン「あーいや、ドロッセルでもない」

エリーゼ「残念……です」

レイア「じゃあ誰なの?」

アルヴィン「それが―――」

店員「いらっしゃいませー」

アグリア「……」

店員「宿泊ですか?」

アグリア「おい、ここにアルヴィンってやつがいるだろ。呼べ」

店員「は?」

アグリア「は?じゃねーよ!早く呼べ!!!あたしは今、虫の居所が悪いんだ!!」

店員「ひぃぃ……!!」

アグリア「殺されたくなきゃとっととしろ!!!」
25:2011/09/19(月) 15:22:55.87 ID:
ジュード「……今の声は!」

レイア「あ、ジュード!?」

ミラ「ジュード、どこに行く!?」

ローエン「今の声……どこかで」

アルヴィン「きやがったか」

エリーゼ「え……?」

アルヴィン「俺達も行くぞ。多分、新しい仲間が来たんだ」

エリーゼ「そうなんですか?」

ティポ「新しい友達だ~!嬉しいなぁ~」

アルヴィン「友達になれるかどうかは、向こう次第だろうけどな」

ローエン「ともかく三人を追いかけましょう」

エリーゼ「はい!」
26:2011/09/19(月) 15:25:33.91 ID:
アグリア「あ……」

ジュード「君は……やっぱり」

アグリア「なんだよ?」

ジュード「来てくれたんだね」

アグリア「仕方なくだよ!!誰が好き好んで来るか!!」

ミラ「貴様は……!?」

レイア「アグリア!?」

アグリア「おーおー、ブスで臭いやつも一緒かよ」

レイア「な!?」

ミラ「何の用だ?事と次第によっては斬る」

アグリア「あ?いい度胸じゃねーか。いいぜ?こいよ」

ジュード「ミラ、やめてよ!」

ミラ「しかし……!」

アグリア「ちっ……そういうところがくせーっていうんだよ!!」
27:2011/09/19(月) 15:27:53.13 ID:
アルヴィン「―――そうだ。新しい仲間なんだからな」

ミラ「アルヴィン、今なんと言った?」

エリーゼ「こ、この人が……!?」

ティポ「いやぁぁぁ!!!!こわーい!!!」

レイア「どういうことなの?!」

アルヴィン「それが……」

アグリア「アハ~、あたしはスパイだ。てめーらの行動を逐一報告させてもらうぜ」

ミラ「なんだと?」

ローエン「……」

アルヴィン「お前!?」

ジュード「それ、言っちゃってもいいの?」

アグリア「だめなんじゃねーの?」
30:2011/09/19(月) 15:32:48.55 ID:
ミラ「自ら思惑を明かすとは、どういうつもりだ?」

アグリア「あたしはおめーらとなんか一緒にいたくねーんだよ」

アルヴィン「つまり、このままスパイということがばれたから帰るわけか?」

アグリア「ババアには組織から脱退してアルヴィンに拾ってもらったことにしろって言われてたけどな、アハハ~」

ローエン「そこまでして一緒にいたくありませんか……」

アグリア「当たり前だろ!バーカ!」

ジュード「アグリア……どうして?」

アグリア「一緒に居たくない理由は特にお前がいるかだよ、どブス!」

レイア「私!?」

アグリア「お前なんかと一緒にいたらくせえのが移るからなぁ」

レイア「む……」

アグリア「アハハ~、だからもう帰る。短い付き合いだったな。次会うときは戦場だ、屑ども」

レイア「……」
31:2011/09/19(月) 15:35:32.14 ID:
エリーゼ「なんですか、この人……」

ティポ「性格きついね~。絶対友達になれないよ~」

アルヴィン「いいのかよ?」

アグリア「失敗しただけだ。裏切っちゃいねーだろ?」

アルヴィン「そうだけど……」

ミラ「なら早く消えろ」

アグリア「言われなくて消えてやるよ!!」

ジュード「―――待って!!」

アグリア「!?」

ジュード「スパイでもいい。しばらく一緒にいよう」

アグリア「はぁ?」

ミラ「正気か、ジュード?」

ジュード「うん。それに僕たちの行動を報告されても意味なんてないし」

アグリア「なんだと?」
33:2011/09/19(月) 15:37:40.94 ID:
ジュード「だって、僕たちの行動を把握して何をする気なの?」

アグリア「あ?そりゃ……妨害したりだな……」

ジュード「妨害って……捕まえれば済むじゃないか」

アグリア「え……?」

ジュード「だって、本当に僕たちのことが邪魔なら居場所が分かった段階で逮捕して監獄に入れちゃえばいい」

ミラ「ふむ、それもそうだな。わざわざこうしてアグリアがここに来ているということは、私たちの行動など筒抜けのはずだ」

アルヴィン「……」

アグリア「あ……え……?」

レイア「それもそっか……じゃあ、他に目的があるのかな?」

ジュード「どうなの?アグリア?」

アグリア「あ……そ、それは、秘密にきまってんだろ、バーカ」

ジュード「スパイだって公言したのに、それは隠すの?」

ミラ「確かに。今更目的だけを隠すのも変な話だ」
34:2011/09/19(月) 15:41:53.67 ID:
アグリア「う……」

ジュード「アグリア?」

ミラ「どうなんだ?」

レイア「何が目的なの?」

エリーゼ「教えてください」

ティポ「なんだよーエリーゼがねらいかー?」

ローエン「詳しく教えてください」

アグリア「おい」

アルヴィン「なんだ?」

アグリア「助けろ」

アルヴィン「いや、俺もお前がなんで来たのかわかんねえから」

ジュード「アグリア、どうしたの?早く教えて」

アグリア「あああああああ!!!!!!!うっせええ!!!!きくんじゃねえ!!!!」
35:2011/09/19(月) 15:44:51.45 ID:
ジュード「アグリア……」

アグリア「いいか!?もうあたしはおまえらにスパイだってバレたんだぞ!?一緒にいる意味がないだろ!?ああ!?」

ミラ「それはそうだが……」

レイア「でも、収穫なしで帰ってもいいの?」

アグリア「あ?」

ジュード「ガイアス王はアグリアに期待しているんじゃないの?」

アグリア「なにが?」

ジュード「だって、敵の中に単身で乗り込ますなんて余程信頼していないとやらせないよ?」

ミラ「だろうな。私もイバルにそんな大役を任せようとは思わない」

ジュード「なのに初日でバレたなんて報告なんてしたら、アグリアの沽券に関わるんじゃない?」

アグリア「そ、そう、なのか……?」

ミラ「その可能性は十分にある。信頼が地に落ちるかもしれないぞ?」
36:2011/09/19(月) 15:47:14.12 ID:
アグリア「マジかよ……あたしの居場所はあそこだけなのに……」

ジュード「だから、しばらく一緒にいようよ」

アグリア「……」

レイア「私のことが嫌いなら、別に……あの、話かけたりしないから」

ミラ「うむ。後ろにいればいい」

ローエン「それもそうですね。命の狙っているにしては堂々と近づきすぎですし」

エリーゼ「……」

ティポ「友達にはなれないけど、一緒にいてもいいぞ~」

アルヴィン「どうするんだ?」

ジュード「ほら。頃合いを見て帰ればいいじゃない」

アグリア「……わ、わかった」

ジュード「そっか。じゃあ、歓迎するよ。アグリア」

アグリア「い、言っとくけどな!あたしには話かけんじゃねーぞ!!あと、指示もすんな!!いいな!?」
37:2011/09/19(月) 15:50:21.72 ID:
ジュード「うん。わかった。アグリアがそういうならそうする」

アグリア「や、やけに聞きわけがいーじゃねーか」

ジュード「じゃあ、ミラ。食事の続きにしようか」

ミラ「うむ。そうだな」

アルヴィン「そういえば途中だったな」

ローエン「残さず食べましょうね」

レイア「そうだね」

エリーゼ「はい」

ティポ「エリーゼはいい子だから残さないよね~」

ミラ「そうか。エリーゼは偉いな」

エリーゼ「そ、そんなことないです……」

アグリア「……」  
39:2011/09/19(月) 15:52:56.77 ID:
ジュード「ミラ、こっちのは食べた?」

ミラ「いや。味見してみてもいいのか?」

ジュード「うん」

エリーゼ「わ、わたしも欲しいです」

ティポ「いっぱいたべてバリボーなボディをめざせー」

レイア「じゃ、じゃあ私も!」

ローエン「ほっほ、若者の健啖は見ているだけで気持ちがいいものですね」

アルヴィン「食いすぎな気もするけどな」

アグリア「……おい。あたしの分は?」

ジュード「レイア、ほら口元にソースがついてるよ?」

レイア「え?」

ミラ「はは、レイアはもう少し注意したほうがいいな」

ジュード「ミラもついてるよ」

ミラ「な……そ、そうか」

アグリア「……」
40:2011/09/19(月) 15:53:41.35 ID:
かわいい
41:2011/09/19(月) 15:54:40.25 ID:
おかしいな
ジュードが黒く見える
42:2011/09/19(月) 15:55:07.65 ID:
仲間に入れた早々陰湿な苛めか…
43:2011/09/19(月) 15:56:06.90 ID:
ローエン「エリーゼさん、おかわりはいりますか?」

エリーゼ「あ、はい」

アグリア「おい」

ジュード「レイア、それ僕の分なんだけど」

レイア「早いもの勝ちだよー」

ミラ「む……そうなのか。では、これは私のだな」

レイア「あー!それ大好物だから最後までとってたのにー!!」

ミラ「ふぁふぁいふぉのふぁちふぁ」

ティポ「うわ!ミラの口から飛んできたー!!」

エリーゼ「ミラ、汚いです」

ミラ「ふぉふぉっふぁい」

ジュード「あはは、なんて言ってるかわからないよ、ミラ?」

アグリア「おいって」

レイア「あー!アルヴィン君!私のエビフライとったなー!!」

アルヴィン「早い者勝ちなんだろ?文句言うな」
46:2011/09/19(月) 15:59:46.22 ID:
ジュード「レイア、僕のエビフライなんだから」

レイア「違うよ!今のは私のだったの!!」

ローエン「ほっほっほ、食べ物の恨みは怖いですね」

ティポ「人も死ぬかもね~」

エリーゼ「油断できません」

ミラ「そうだな。みんな気を付けろ」

ジュード「ちょっと!?ミラ、それ僕の!?」

ミラ「え?」

ジュード「とぼけないで!」

アグリア「―――おい!!!!」

ジュード「……」

ミラ「……」

レイア「……」

エリーゼ「……」

アグリア「ちょ……なんで、黙るんだよ……?」  
49:2011/09/19(月) 16:02:41.89 ID:
アグリアちゃん…
51:2011/09/19(月) 16:04:56.98 ID:
アルヴィン「……」

ローエン「……」

アグリア「おい、なんとか言えよ、こら」

ティポ「だって、話しかけるなっていったじゃないか」

アグリア「あ……いや、確かに言ったけど……」

ティポ「だから皆、気をつかってわざと無視してたんだけど?」

アグリア「な……あははははは!!!馬鹿か、おめーら!?あたしから喋りかけたときはちゃんと反応しろよ!!!」

ティポ「あ、そうなの?」

アグリア「ああ、そうだ!ちょっとは頭つかえよな~」

ティポ「だって、みんな」

ジュード「うん。アグリアがそういうならそうするよ」

ミラ「了承した」

アグリア「わ、わかればいーんだよ。で、あたしの飯は?」

ジュード「はい。これ、アグリアの分」

アグリア「ああ……うまいな」
52:2011/09/19(月) 16:07:57.61 ID:
アグリア「……」

レイア「アルヴィン君、水いる?」

アルヴィン「おう」

ローエン「私も頂きます」

ジュード「ミラとエリーゼはどうする?」

ミラ「貰おう」

エリーゼ「はい」

ジュード「じゃあ、はい」

ミラ「すまないな」

エリーゼ「どうもです」

アグリア「……」

ジュード「ごくごく……ふう……」

ミラ「うん。ここの水は美味しいな」

アルヴィン「へえ、水の味がわかるなんてやるねえ」

アグリア「……」
53:2011/09/19(月) 16:09:55.36 ID:
俺「……」
54:2011/09/19(月) 16:10:25.31 ID:
こういう状況になっちゃうとやっぱり寂しいよな
55:2011/09/19(月) 16:11:01.87 ID:
アグリア「おい」

エリーゼ「はい?」

アグリア「水、くれよ」

エリーゼ「どうぞ」

アグリア「……」

ジュード「じゃあ、そろそろ部屋に行こうか」

ローエン「そうですね。明日も早いですし」

ミラ「うむ。ちゃんと睡眠はしないとな」

アルヴィン「ミラ様は寝付きがよさそうだな」

レイア「そうなんだよねー。ミラって気がついたら寝てるもん」

ミラ「そうか?意識したことはないな」

ジュード「あはは、それはいいことだよ。―――じゃあ、みんなまた明日ね」

ミラ「うむ」

エリーゼ「お休みなさい」

アグリア「……」
56:2011/09/19(月) 16:12:51.16 ID:
なんだろう。アグリアがこうなってるのを想像するとすごくゾクゾクする
58:2011/09/19(月) 16:13:26.12 ID:
これは新手のいじめだな
アグリアちゃんかわいそす  
61:2011/09/19(月) 16:14:57.23 ID:
ジュードはドSだったのか…  
60:2011/09/19(月) 16:14:53.95 ID:
アグリア「……お、おい!!」

ミラ「ん?なんだ?」

アグリア「あ、あたしはどこで寝ればいーんだよ!!!」

レイア「え?」

アグリア「なんでそこで意外そうな顔をするんだよ!!!」

エリーゼ「……」

ティポ「図々しいなぁ」

アグリア「はあ!?てめえ、死にてぇのか!?ああ!?」

エリーゼ「スパイのくせに……」

アグリア「……!?」

ミラ「お前はどうしたい?私達の部屋で寝るのか?」

アグリア「はぁ!?ありえねー!!!お前らと寝るわけねーだろ!!」

ミラ「そうか。ならばロビーで寝ていればいい。じゃあな」

レイア「おやすみ、アグリア。また明日ね」

アグリア「え……?」  
66:2011/09/19(月) 16:19:31.85 ID:
―――深夜 宿屋 ロビー

アグリア「……くそ……」

アグリア「帰りたい……なんで、あたしがこんな目に合わなくちゃいけねーんだよ……」

アグリア「……」

アグリア「……ママ……」

アグリア「……ぐす……」

ジュード「―――アグリア?」

アグリア「……!?」

ジュード「どうして、ソファーで寝てるの?」

アグリア「あ!?ああ!?あ、あたしの勝手だろ!?」

ジュード「……」

アグリア「そ、それよりあたしに話かけてんじゃねーよ!!!消えろ!!くせーのが移る!!」

ジュード「そっか……折角毛布を持ってきたんだけど、臭いのが移るからダメだね」

アグリア「え……」

ジュード「ごめん。戻るよ。おやすみ。風邪、引かないでね?」  
70:2011/09/19(月) 16:24:14.65 ID:
アグリア「くそ……持ってきたなら、最初にそういえよ……」

アグリア「……なんだよ、あいつら……くそが……」

アグリア「……ああ、なんでこんなときにババアの顔が浮かんでくるんだよ……」

アグリア「そういえば……あいつらってあたしのことちゃんと見ててくれたよな……」

アグリア「……」

レイア「―――アグリア?」

アグリア「……!?!」

レイア「眠れないの?」

アグリア「……なんだよ?」

レイア「いや、眠れないのかなって」

アグリア「ね、眠れるわけねーだろ!!こんな堅いとこで!!ちょっと考えればわかるだろ!?」

レイア「……」

アグリア「な、なんだよ……?」

レイア「じゃあ、一緒に寝る?」

アグリア「……ね、ねるわけねーだろ!!!!ふざけんな!話しかけんな!!死ね!!」
73:2011/09/19(月) 16:27:31.74 ID:
レイア「そっか。じゃあ、おやすみ。風邪引いても、移さないでね?」

アグリア「お、い……」

レイア「……」

アグリア「……くっ……」

レイア「なに?」

アグリア「な、なんでもねーよ!!」

レイア「そっか」

アグリア「あ……」

アグリア「なんだよ……あいつら……・死ねよ……」

アグリア「もう……いやだ……」

ティポ「……」

アグリア「え?」

ティポ「毛布、ここに置いとくね?」

アグリア「あ……おい……」

ティポ「おやすみー」
74:2011/09/19(月) 16:28:29.40 ID:
いじめた後に徐々に優しくしてって
完全にオトす気だな
75:2011/09/19(月) 16:32:05.60 ID:
―――翌日

ジュード「ミラー、朝ごはんどうする?」

ミラ「そうだな。ジュードに任せるよ」

ジュード「わかった」

エリーゼ「おはようございます」

レイア「おはよう、エリーゼ」

ローエン「ほっほ、レイアさん寝ぐせがついてますよ?」

レイア「え?ホントに!?」

アグリア「ふわぁぁ……」

ミラ「おはよう、アグリア」

アグリア「あ、ああ」

アグリア「―――って、話しかけんじゃねーってつっただろ!?」

ミラ「……ジュード、まだかー?」

アグリア「おい!!―――なんだよ、あいつら」
77:2011/09/19(月) 16:35:05.07 ID:
ジュード「じゃあ、出発しようか」

レイア「今日もがんばるよー!!」

ティポ「まけないぞー!」

エリーゼ「です!」

アルヴィン「なにを競ってんだよ?」

ローエン「ほっほ、いいじゃありませんか」

ミラ「ふむ。皆、忘れ物はないな?」

アグリア「あ……ちょっと待て」

ジュード「どうしたの?」

アグリア「便所だよ!」

ミラ「そうか。行ってくるといい」

アグリア「言われなくても行く!!」


―――二分後

アグリア「―――誰もいねえ」

アグリア「くそぉぉぉ!!!ふざけんじゃねえ!!!!」
78:2011/09/19(月) 16:38:13.23 ID:
わろた
79:2011/09/19(月) 16:39:09.94 ID:
―――街道

アグリア「はぁ……はぁ……!!」

アグリア「あいつら、どこまで―――あ、いた。アハ~魔物の無様にたたかってらぁ」

ジュード「ローエン!術で援護して!!」

ローエン「お任せを!!」

レイア「てい!!やぁ!!」

ミラ「レイア!!後ろにも気を配れ!!」

レイア「あ、ごめん、ミラ!」

ミラ「全く、レイアの背中を守ることが多くなってきたな」

レイア「えへ、ミラ。いつも、ごめ――」

ミラ「違うな。こういうときは感謝の言葉を述べるべきだ」

レイア「そっか。うん。ミラ、いつもありがとう」

ミラ「お安い御用だ―――いくぞ!!」

レイア「うん!!」

アグリア「けっ!くせえくせえ!なんだあいつら、虫唾が走るぜ全くよぉ!!」
80:2011/09/19(月) 16:42:43.08 ID:
なんでアグリアちゃんってこんなに可愛いんだろう
81:2011/09/19(月) 16:43:35.76 ID:
強がりな割にメンタル弱そうなところ
82:2011/09/19(月) 16:44:05.25 ID:
アルヴィン「エリーゼ、援護するぜ!」

エリーゼ「お願いします!」

アグリア「アハハ~、やれやれ~」

魔物「ぐるるる……!!」

アグリア「あ?なんだてめえ?やんのか?お?」

魔物「がぁぁぁぁ!!!!」

アグリア「うるせえんだよ!!!おらぁぁ!!!」

魔物「ぐぅぅぅぅ……」

アグリア「アハ~人間様に勝てるとでも思ったかよ!おら!おら!!」

ゲシッ!ゲシッ!!!

アグリア「アハハ!お前らはそうやってあたしに踏まれるだけの無様な存在なんだよ~!」

魔物「がぁぁぁぁ!!!!!」

アグリア「な!?後ろだと!?」

ミラ「―――アグリア!!」

ジュード「―――危ない!アグリア!!!魔神拳!!!」  
86:2011/09/19(月) 16:48:01.01 ID:
魔物「ぐぅぅぅ……」

アグリア「あ……」

ジュード「ふう……今ので最後だったみたいだね」

ミラ「そのようだな」

レイア「はあ、結構多かったね」

ローエン「ええ。これからはもう少し慎重に進みましょう」

エリーゼ「ですね」

アルヴィン「といってもミラ様が真直ぐ進んじまうからな」

ミラ「ふん。壁など破壊すればいいだけだ。私の進むところに壁があるほうが悪い」

ジュード「ミラ……民家とかは壊さないでね?」

ミラ「善処する」

アグリア「お、おい……」

ジュード「どうしたの?」

アグリア「あ……あ、り……が……」

ジュード「蟻がどうかしたの?」
88:2011/09/19(月) 16:51:30.78 ID:
アグリア「ぐ……くせーんだよ!!!」

レイア「蟻が臭いの?」

エリーゼ「……?」

ティポ「いみふめー」

ジュード「え?なにそれ?」

ミラ「冗談にしては全く面白くないな」

ローエン「蟻が十匹でありがとう……なんちゃって」

アグリア「……!?」

アルヴィン「さむ……」

レイア「あはは……ローエン……」

ローエン「そうですか?会心の一句だったのですが」

アルヴィン「それが会心かよ……」

アグリア「……蟻が十匹だ!!」

ジュード「……え?」

ミラ「ローエンのオヤジギャグを繰り返しても面白くはならないぞ?」
89:2011/09/19(月) 16:52:04.41 ID:
そろそろ泣いてもいい頃
93:2011/09/19(月) 16:55:51.95 ID:
アグリア「うっせー!!!もう話かけんな!!あと、余計な手助けもいらねーからな!!!」

ジュード「……う、うん」

ミラ「アグリアがそれを望むならそうしよう」

レイア「蟻が十匹でありがとう」

ローエン「繰り返すと面白くなるとおもいますけどねえ」

アルヴィン「スルメじゃねえんだから」

ローエン「ほっほ」

エリーゼ「そろそろいきませんか?」

ティポ「次の街でやすみたいよー」

ジュード「それもそうだね。出発しようか」

ミラ「ああ、そうだな」

アグリア「……ちくしょうが……」

レイア「……アグリア?」

アグリア「―――うっせえブス!!話かけんなっていっただろうが!!!」

レイア「あ、ごめん」
94:2011/09/19(月) 16:59:22.26 ID:
―――戦闘中

ジュード「ミラ!リンクしよう!」

ミラ「うむ!今度も数が多いな!」

ローエン「レイアさん、歌いましょう!」

レイア「熱唱しちゃうよー!!」

アルヴィン「エリーゼ姫、援護たのむぜ」

エリーゼ「任せてください」

ティポ「たべちゃうぞー!!」

アグリア「おらおら!!!」

魔物「ぐおおおお!!!」

アグリア「ちっ!!こっちからもかよ!!めんどくせー!!!」

魔物「がぁぁぁ!!!」

アグリア「うぜえんだよ!!!消えろ!!!ゴミども!!」

魔物「うおぉぉぉぉ!!!」

アグリア「ぐあぁ!!!っちくしょう!!やりやがったなぁぁ!!!!」
95:2011/09/19(月) 17:03:41.41 ID:
アグリア「はぁ……はぁ……ぐっ……!!」

ジュード「ミラ、怪我は?」

ミラ「大丈夫だ。ジュードが戦闘中に気を遣ってくれたおかげでな」

レイア「ローエン、平気?」

ローエン「ええ。レイアさんのおかげです」

エリーゼ「アルヴィン、大丈夫ですか?」

アルヴィン「ちょっと、怪我しちまったよ……はは」

エリーゼ「じっとしてください。今、治療します」

アルヴィン「悪いな」

アグリア「はぁ……はぁ……お、い……」

ジュード「なに?」

アグリア「なにって……なんとも思わないのか?頭から血を流してても……」

ジュード「だから?」

アグリア「くそ……あたしが、なにしたっていうんだよ……いてぇ……」

ミラ「どうしてほしいのかちゃんと言えばいいだろう。私たちも鬼じゃない。言えば応えてやる」  
98:2011/09/19(月) 17:07:56.85 ID:
アグリア「もういい……もういい……放っておいてくれ……」

ジュード「じゃあ、いこうか」

ミラ「そうだな」

レイア「よーし、今日中に街につかないとね」

アルヴィン「じゃあ、ペースをあげてくか」

エリーゼ「はい!」

ティポ「がんばるエリーゼもすてきー!」

アグリア「はぁ……はぁ……づっ!!」

アグリア(くそ……足もいってんじゃねーか……)

アグリア「はぁ……はぁ……」

ミラ「……・」

アグリア「なん、だよ?」

ミラ「足を引きずっているぞ?」

アグリア「気の所為だよ……しゃべりかけんな」

ミラ「うむ。わかった」  
100:2011/09/19(月) 17:12:41.07 ID:
アグリア(くそ……なんだよ、これ……)

アグリア(あたし……こいつらになんかしたか……)

アグリア(あ……そういや、最初に殺そうとしたな……)

アグリア(アハ~……そりゃ、しょうがねえな……)

アグリア「はぁ……はぁ……」

アグリア(いてぇ……くそ……血がとまらねえ……)

アグリア(あ……くそ、視界が霞んできやがった……)

アグリア(……こんなんで……しんじ、まうのかよ……)

アグリア(いやだ……いや……死にたく、ない……)

レイア「―――」

ジュード「―――」

アグリア(あ……なんか、いってらぁ……どうせ、臭いことだろうけど……)

エリーゼ「―――」

レイア「―――」

アグリア(うっせえ……ブス……しゃべん……な……)
101:2011/09/19(月) 17:16:46.79 ID:
―――夜 夜営

アグリア「―――あ?」

ジュード「気がついた?」

アグリア「お、おま……!?」

ジュード「まだ起きちゃ駄目だって」

アグリア「な、なにしてんだよ……?」

ジュード「アグリアの治療だけど?」

アグリア「余計なことすんじゃ―――う!?」

ジュード「ほらほら、もう半日も意識がなかったんだから無理しちゃだめだって」

アグリア「そ、そんなにもか……」

ジュード「うん。レイアとエリーゼなんてずっと看病してくれてたよ?」

アグリア「え……あ……」

レイア「すぅ……アグリア……」

エリーゼ「うぅ……すぅ……」

ジュード「レイアが一番心配してたんだよ?」
103:2011/09/19(月) 17:21:03.73 ID:
アグリア「置いて行けばよかっただろ……」

ジュード「なんで置いて行かなきゃならないの?」

アグリア「ああ?お前、あたしが便所に行ってる間に勝手に出発してたじゃねーかよ!!」

ジュード「あれは魔物の群れが海停の傍まで来ているから助けてほしいって言われて……」

アグリア「ほ、本当か?」

ジュード「まあ、確かに置いて行く形になったよね。それは謝るよ、ごめん」

アグリア「お……おお、まあ、それならいいけどよ」

ジュード「どう?お腹すいてる?」

アグリア「あ……うん……」

ジュード「じゃあ、ちょっと待ってて。シチューを温めてくるから」

アグリア「あ、ああ」

ジュード「ミラ、アグリアが起きたよー!」

ミラ「おお。そうか。それはよかったな」

アグリア「……」
104:2011/09/19(月) 17:24:30.65 ID:
レイア「すぅ……すぅ……」

アグリア「……毛布ぐらいかけてやれよ……ったく」

レイア「うぅん……あったかぁい……」

アグリア「……幸せそうに寝やがって……気に入らねえ」

ジュード「お待たせ、アグリア」

アグリア「まってねーよ」

ジュード「じゃあ、これ」

アグリア「ああ……あつ!?」

ジュード「あ、熱かった?」

アグリア「てめえ!!殺す気か!!!」

ジュード「ごめん。―――ふーふー」

アグリア「おい」

ジュード「はい、あーん」

アグリア「……」

ジュード「あーん、して」
107:2011/09/19(月) 17:28:14.79 ID:
アグリア「なめてんのか?」

ジュード「冷ましたんだけど」

アグリア「お前のくせえ息がかかったものなんて食えるかよ!!ゲロ吐いて死ぬだろ!!」

ジュード「……」

アグリア「なんだよ……」

ジュード「……折角……アグリアのために……作った、のに……うぅ……ぐす……」

アグリア「え!?おいおい!!なに泣いてんだよ!?きめーな……」

ジュード「アグリアのために……作ったのに……」

アグリア「うっとうしいな……もう……ほら、はやく食わせろ!」

ジュード「アグリア……!」

アグリア「あーん」

ジュード「はい」

アグリア「……」

ジュード「どう?」

アグリア「……もっと食わせろ、カス」
108:2011/09/19(月) 17:31:21.55 ID:
ジュード「おかわりは?」

アグリア「もういい」

ジュード「そっか」

アグリア「……あ、あり……」

ジュード「え?」

アグリア「……蟻が十匹!!」

ジュード「よくわかんないけど、もう休んだ方がいいよ?」

アグリア「お、おう……」

ジュード「おやすみ。―――あと、レイアに毛布かけてくれてありがとう」

アグリア「―――違う!!毛布がかってにこのブスのほうに寄って行ったんだよ!!」

ジュード「ふふ……そっか」

アグリア「っち!―――もう寝る!!」

ジュード「うん。おやすみ」

アグリア「……くそ……」
110:2011/09/19(月) 17:34:48.54 ID:
―――翌日

ミラ「よし、じゃあ出発しよう」

レイア「おー♪」

エリーゼ「はい!」

ティポ「はりきりまくるぞー!!!」

ローエン「元気なのはいいですが無茶はいけませんよ?」

アルヴィン「ま、あと半の鐘ぐらいで着くだろう」

ジュード「そうだね」

アグリア「……」

レイア「アグリア、足はもう平気?」

アグリア「え?」

エリーゼ「痛くないですか?」

アグリア「なんだよ、痛くねーよ!!うぜえな!!」

レイア「そっか、よかったね?」

アグリア「……そうだな」
112:2011/09/19(月) 17:38:31.38 ID:
―――戦闘中

ジュード「ミラ!!」

ミラ「任せろ!!」

レイア「エリーゼ!!」

エリーゼ「援護します!」

アルヴィン「ローエン、そっちを頼む!!」

ローエン「ジジイにお任せを!」

魔物「がぁぁぁ!!!!」

アグリア「ちっ!こっちにくんな!!!」

魔物「おぉぉぉぉん!!!」

アグリア「ちょ!なんで、あたしばっかり狙うんだよ!!!死ねよ!!!」

魔物「ぎゃおおおおん!!!」

アグリア「うぜえ!!死ね!死ね!!!」

魔物「ごぉぉぉぉん!!!」

アグリア「あ―――くそ!!誰か助けろ!!!―――ジュード!いい加減あたしとリンクしろよ!!!」
113:2011/09/19(月) 17:40:22.71 ID:
アグリアのくせにかわいいな…
114:2011/09/19(月) 17:42:12.46 ID:
ジュード「―――了解!!」

アグリア「え?」

ミラ「ジュード、アグリアを守れ!こちらは私一人でいい」

ジュード「うん!―――アグリア!後ろ!!」

魔物「がぁぁぁ!!!」

アグリア「くそがぁぁ!!!」

魔物「おぉぉぉん!!!」

アグリア「な!?」

ジュード「はぁぁぁ!!!!」

魔物「ぎゃふぅぅ……」

アグリア「あ……・」

ジュード「アグリア、背中は任せて!」

アグリア「あ……あり……あ、足ひっぱんじゃねーぞ!!屑が!!」

ジュード「うん!任せてよ!!アグリアは傷つけさせない!!」

アグリア「―――ちっ……いちいちくせえんだよ!!!」
118:2011/09/19(月) 17:49:26.19 ID:
ジュード「アグリア!いくよ!」

アグリア「指図すんじゃねーよ!!!」

ジュード・アグリア「―――アゼリアブレード!!!」

魔物「ぐぉぉぉ……」

ジュード「やったね、アグリア!」

アグリア「うっせえ……だまれ」

ミラ「ふう……よし、一掃できたようだな」

レイア「はぁ……もうやばかったぁ」

エリーゼ「はい」

ティポ「まじやべー」

ローエン「でも、アグリアさんがこうして素直になってくれてよかったですね」

アグリア「あ?」

ミラ「うむ。そうやって私達を頼りにしろ。もう仲間なんだからな」

アグリア「な、かま……?」

ジュード「うん。信頼してくれなきゃ、僕たちも信頼できない。でも、今のアグリアは僕たちを信頼してくれた。だから、助けたんだ」
119:2011/09/19(月) 17:51:19.69 ID:
こりゃ完全にオとしたな

支援
120:2011/09/19(月) 17:53:37.12 ID:
アグリア「な……」

レイア「これからよろしくね?アグリア♪」

エリーゼ「はい……ちょっと怖いですけど」

ティポ「これからはともだちだねーアグリアー?」

アグリア「ちょ……うぜーよ……離れろ……」

レイア「ねえねえ、怪我はない?」

アグリア「ねーよ」

レイア「そっか」

アルヴィン「……」

ローエン「どうかしましたか?」

アルヴィン「いや……アイツらの思惑通りになったと思ってな」

ローエン「アイツら?」

アルヴィン「なんでもねーよ。ほら、ジュード君、早く行こうぜ」

ジュード「うん。そうだね。―――アグリア、ほら行こうよ」

アグリア「ちょ!腕をひっぱるな!!やめろ!!!」
121:2011/09/19(月) 17:57:11.53 ID:
―――街

アルヴィン「んじゃ、自由行動ってことで~」

ジュード「アルヴィン?どこに行くの?」

アルヴィン「ちょっとな」

ローエン「ふむ……」

ミラ「さてと、私は宿で休むとしようか」

ジュード「アグリアはどうする?」

アグリア「あ?なんであたしに聞くんだよ?」

ジュード「どうするのかなって思って」

アグリア「うっせえなあ……適当にぶらつく」

ジュード「じゃあ、一緒に行こうか?」

アグリア「はぁ?うぜーからくんな」

レイア「エリーゼ、買い物いこーよ」

エリーゼ「はい、いきます!」

ローエン「お供しましょう」
122:2011/09/19(月) 18:01:04.81 ID:
―――露店

ジュード「アグリア、珍しいものがあるよ?」

アグリア「あっそ」

ジュード「こっちのネックレスなんてアグリアに似合いそうだけど、どうする?」

アグリア「どうするの意味がわかんねえよ」

ジュード「着けてくれるなら買ってあげるけど?」

アグリア「アハ~あたしに貢ぐっていうのか?馬鹿が!あたしに貢ぐならもっと高級ブランドの―――」

ジュード「これください」

店員「はいよ。彼女さんにぴったりだと俺も思うよ」

ジュード「あ、いや、彼女とかじゃないんですけど……」

アグリア「てめえ!!!変な勘違いしてんじゃねーよ!!!こいつはただの奴隷だ!!」

店員「え、そうなんですか?」

ジュード「あはは、あの子の中じゃそうみたいです」

店員「大変だね」

アグリア「お、おい!!もういいだろ!!はやくいくぞ!!!」
123:2011/09/19(月) 18:03:51.91 ID:
ジュード「はい」

アグリア「なんだよ……これ?」

ジュード「プレゼント」

アグリア「……」

ジュード「あ、別に気に入らないなら捨ててもいいよ?」

アグリア「ああ、そうだな。こんなのいらねえ」

ジュード「そっか……」

アグリア「……けっ」

ジュード「アグリア、アイスたべようか?」

アグリア「なんであたしがそんなガキ臭いもんを―――」

ジュード「二つください」

店員「かしこまりましたー」

アグリア「人の話をきけよ!!」

ジュード「―――はい、アグリアの分」

アグリア「……お、おう」  
125:2011/09/19(月) 18:07:21.10 ID:
ジュード「美味しい?」

アグリア「……冷たいだけだ」

ジュード「でも、もう全部食べたね」

アグリア「ふん……」

ジュード「……」

アグリア「おい、この棒に『はずれ』って書いてあるぞ?なんだこれ?あたしを舐めてるのか?」

ジュード「違うよ。これはね棒に『あたり』って書いてあったらもう一本無料でアイスが食べられるんだ」

アグリア「……そうなのか」

ジュード「残念そうだね?もう一本、欲しかったの?」

アグリア「んなわけねーだろ」

ジュード「あ……あたりだ」

アグリア「マジか!?」

ジュード「……いる?」

アグリア「あ……うん」

ジュード「はい。これをお店の人に渡せばいいから」
126:2011/09/19(月) 18:10:23.86 ID:
アグリア「……」

店員「いらっしゃいませー」

アグリア「お、おい……」

店員「なんでしょう?」

アグリア「こ、これ……あ、あたりだぞ……はやくよこせ」

店員「あ、おめでとうございます!はい、どうぞ」

アグリア「……蟻が十匹だ」

店員「はい?」

アグリア「なんでもない!!」

店員「あ、ありがとうございましたー……」

ジュード「おかえり」

アグリア「……よかったのか?」

ジュード「うん。食べて食べて」

アグリア「あとでよこせとか言っても、や、やらないぞ?」

ジュード「ふふ、そんなこと言わないって」
129:2011/09/19(月) 18:16:21.80 ID:
―――路地裏

アルヴィン「よう。心配になって様子を見に来たか?」

プレザ「アグリアはどう?」

アルヴィン「もうすっかり溶け込んじまったな」

プレザ「そう……」

アルヴィン「で、どうするんだ?―――お前らの思惑通り、普通の子に戻れそうだぞ?」

ウィンガル「そうか……」

ジャオ「おお、それは良かった」

プレザ「あの子にはもう戦って欲しくないものね……」

ウィンガル「貴重な戦力とはいえ、アグリアはもう普通の生活に戻すべきだろう」

ジャオ「うむ」

アルヴィン「……で、もう行先も決まってるのか?」

プレザ「勿論。ちゃんと身辺調査もして身元もはっきりした老夫婦を選んだわ。向こうもアグリアを快く引き取ってくれるって」

アルヴィン「一般家庭に行っても大丈夫なように予行練習を俺達ですんのかよ……」

プレザ「年齢の近い子がいたからよ。利用して申し訳ないとは思ってるわ」
131:2011/09/19(月) 18:21:58.87 ID:
アルヴィン「じゃあ、あとは本人の了承を得るだけか」

プレザ「そのことなんだけど……」

アルヴィン「俺達から話せってか?やめろよ」

ジャオ「しかし……」

ウィンガル「あと数日は様子を見るつもりだ。だが、その後は……」

アルヴィン「アグリアの気持ちはどうなる?あいつは今でもガイアスのために働いてるつもりでいるぞ?」

プレザ「……」

アルヴィン「ちょっと無責任じゃないか?そんなの大人の都合じゃねーか」

ジャオ「だが、真剣に考えた結果だ」

アルヴィン「それは分かるけどよ……」

プレザ「あと数日……アグリアがもし心を完璧に開いたなら話してほしいの」

アルヴィン「マジかよ……」

ウィンガル「これはガイアスの願いでもある」

ジャオ「すまぬが……」

アルヴィン「いつも貧乏くじを引くのは俺なんだな……ついてねーわ……マジで」
133:2011/09/19(月) 18:25:00.17 ID:
―――露店街

アグリア「……ふぅ」

ジュード「美味しかった?」

アグリア「別に……」

ジュード「そっか」

アグリア「……」

ジュード「ん?なに?」

アグリア「な、なんでもねーよ……」

ジュード「そう」

アグリア「―――あ、あり……がとう……」

ジュード「え?」

アグリア「……蟻が十匹でありがとうだ」

ジュード「あはは、ローエンのオヤジギャグが気に入ったの?」

アグリア「う、うっせえ!!そんなんじゃねーよ!!!」

ジュード「ふふ。じゃ、そろそろ宿にいこっか?」
135:2011/09/19(月) 18:29:33.97 ID:
―――夜 宿屋 女性陣の部屋

ミラ「ふう……今日は魔物と多く戦ったから疲れたな」

レイア「そうだねえ」

エリーゼ「もう眠いです……」

ティポ「ぐっすりねよーね……」

アグリア「……」

レイア「どうしたの?」

アグリア「いや……ベッドの数がたりねーだろ……」

レイア「一緒のベッドで寝るんだよ?」

ミラ「ああ。スイートルームなんてこの宿にはないからな」

アグリア「なに……!?」

レイア「アグリアは誰と寝たい?」

アグリア「一人で寝たいに決まってるだろ!!このブ……」

レイア「なに?」

アグリア「……レイアでいい。我慢してやる。感謝しろ」
139:2011/09/19(月) 18:33:42.88 ID:
ミラ「じゃあ、おやすみ。灯りを消すぞ?」

レイア「うん。おやすみ」

エリーゼ「すぅ……すぅ……」

アグリア「……」

レイア「どうしたの?もっとくっつかないと風が入ってきて寒いんだけど」

アグリア「……そ、そんなことできるか……バカ」

レイア「えー、じゃあ私からくっつこうっと♪」

アグリア「な!?やめろ!!こら!!」

レイア「ほらほら、こうしたほうが暖かいでしょ?」

アグリア「うざいだけだ……」

レイア「アグリア……どう?このまま私達と一緒に旅ができそう?」

アグリア「あたしはスパイだぞ……?」

レイア「関係ないよ。アグリアはスパイって正直に言ってくれたんだもん。そんなスパイはスパイじゃないと思うなー」

アグリア「なんだよ……それ」

レイア「友達ってことだよ」
140:2011/09/19(月) 18:37:53.05 ID:
アグリア「意味わかんねえ……」

レイア「そうかな?」

アグリア「……そうだよ」

レイア「わかりやすいよ?友達だし」

ミラ「―――そうだな。スパイよりははっきりしている」

レイア「ミラ……」

ミラ「すまない。口を挟むつもりはなかったんだが……微笑ましくてな」

アグリア「うっせえよ……子供扱いすんな」

レイア「子どものくせにー」

アグリア「てめーのほうが子どもだろ」

レイア「――胸は私のかちー」

アグリア「ひゃ!?―――てめえ!!どこ触ってやがる!!このやろ!!ここはただの脂肪なんだよ!!!」

レイア「ちょ!いた!!そんなに強く触らないでよ!!」

アグリア「うるせえ!!」

エリーゼ「―――眠れません!!静かにしてください!!!」
143:2011/09/19(月) 18:43:53.89 ID:
レイア「―――あはは、怒られちゃったね」

アグリア「てめえの所為だろ……」

レイア「あーひどいな」

アグリア「その通りだろ」

レイア「アグリアが強く揉むからでしょ?」

アグリア「てめーがいきなり触るからだろ」

レイア「む……」

アグリア「……くっ」

レイア「ふふ……」

アグリア「もういい。寝る」

レイア「うん。おやすみ。また明日ね、アグリア?」

アグリア「そーだな……また明日」

レイア「……」

アグリア「とっとと寝ろよ。見つめんな」

レイア「うん。今度こそおやすみ」
144:2011/09/19(月) 18:46:58.42 ID:
―――数日後 街道

ジュード「アグリア!!」

アグリア「っち!!こっちは任せろ!!」

魔物「がぁぁぁ!!!」

エリーゼ「きゃ!!」

ティポ「うわー!!誰かー!!!」

ミラ「エリーゼ!!」

アルヴィン「くそ!!こっからじゃあ狙えねえ!!」

ローエン「エリーゼさん!!」

アグリア「面倒かけんじゃねえよ!!!」

エリーゼ「アグリア……!!」

アグリア「―――おらぁぁ!!」

魔物「ぐえええ……」

エリーゼ「アグリア……ありがとう……」

アグリア「周りをよく見てから詠唱に入れ。あぶねーだろ」
146:2011/09/19(月) 18:50:00.68 ID:
ミラ「アグリア、よくやったぞ」

ジュード「うん」

レイア「アグリア、ありがとう!」

アグリア「ふん……」

ローエン「すばらしい動きでしたよ?」

ティポ「さすがだねー」

エリーゼ「アグリアは凄いです」

アグリア「うっせえなぁ……」

アルヴィン「……」

アグリア「あ?なんだよ?」

アルヴィン「いや……」

アルヴィン(そろそろか……)

ジュード「今日はもうこの辺で野宿だね」

レイア「そうだね。じゃあ準備しよ、アグリア!」

アグリア「しゃーねーなー……。ニンジン使ってなんか作るかー」
147:2011/09/19(月) 18:53:55.49 ID:
―――夜

ミラ「―――では、見張りを頼むぞ?」

アグリア「はいはい。つーか、よくスパイに見張りを任せるよな」

ミラ「殺すチャンスなんて掃いて捨てるほどあったろ」

アグリア「そりゃそーだ」

ミラ「では、休み」

アグリア「おつかれさん」

アグリア(……なんか流されるままだけど……ま、もう少しぐらいいいか)

アグリア「―――誰だ?」

アルヴィン「よく気がついたな。一応、気配は消してたんだけど」

アグリア「てめえの気配なんざ、ゴキブリの存在感以上に感じる」

アルヴィン「酷い言い草だな」

アグリア「で、なんのようだ?」

アルヴィン「―――そろそろ、終わりにしろってよ。この友達ごっこをな」
150:2011/09/19(月) 18:58:41.70 ID:
アグリア「……そうか」

アルヴィン「なんだ。意外とすんなり受け入れるんだな」

アグリア「あたしはスパイだ。そりゃいつかは抜ける」

アルヴィン「覚悟はしてたのか……。でも、帰っても居場所はないぜ?」

アグリア「なに?」

アルヴィン「勿論、懇願すれば大丈夫だろうけどな」

アグリア「おい、どういうことだよ!!」

アルヴィン「ガイアスはお前を一般家庭に預けて、戦いとは無縁の一生を過ごさせるつもりみたいだ」

アグリア「な、んだよ……それ……」

アルヴィン「もう引き取り先も決まっているらしいぜ。優しい老夫婦だってよ。もう捨てられることは―――」

アグリア「なんだよ……なんだよ……結局、あたしは捨てられんのかよ……また、あのときみたいに……」

アルヴィン「アグリア……」

アグリア「アハ~、そうか、そうか。やっぱり、あたしは……誰からも必要とされてなかったわけか……アハハ!!こいつは傑作だ!!!」

アルヴィン「違う!ガイアスは―――」

アグリア「黙れ!!お前に何が分かるんだよ!!」
152:2011/09/19(月) 19:03:29.27 ID:
アルヴィン「……!?」

アグリア「いつもそうだ……最後には捨てられる……親にだって……家族にだって……仲間にだってだ!!」

アルヴィン「……」

アグリア「……くそ……なんだよそれ……じゃあ、これ何のためにやってんだよ……馬鹿馬鹿しい……」

アルヴィン「アグリア……」

アグリア「うるせえ!!同情なんて糞食らえだ!!!」

アルヴィン「……」

ジュード「―――アルヴィン、今の話、本当なの?」

アルヴィン「ジュード!?」

アグリア「……お前!!」

ジュード「ごめん。盗み聞きするつもりはなかったんだけど」

アルヴィン「本当だ」

アグリア「なんだよ……お前まで同情か?アハ~、そうだろうな!心優しいジュードはあたしを同情してくれるんだよな~!アハハ!!」

ジュード「アグリア……違うよ。同情じゃない」
154:2011/09/19(月) 19:07:35.76 ID:
アグリア「それが同情だって言ってんだよ!!!」

ジュード「アグリア……僕たちと行こう」

アグリア「え……」

ジュード「このまま僕たちと旅を続けよう」

アグリア「何言ってんだよ……」

アルヴィン「ジュード……」

ジュード「僕たちと一緒に旅をして、そしてアグリアが納得する答えを見つけよう。勿論、僕も一緒に探すよ」

アグリア「……っざけんな」

ジュード「え……?」

アグリア「ここはあたしの居場所じゃねーんだよ!!」

ジュード「アグリア……」

アグリア「お前、あたしが今まで何をしてきたか知ってんのか?盗みだってした!放火もした!!人だって何人も殺した!!」

ジュード「……」

アグリア「そんな奴と一緒になんていたくないだろ?なあ?―――そう言ってくれよ……」

ジュード「それでも……僕はアグリアと一緒にいたい!」
157:2011/09/19(月) 19:14:17.56 ID:
アグリア「……くせえんだよ!!!くせえ!!くせええ!!!反吐が出るぜ!!!」

アルヴィン「アグリア……ジュードは生半可なことでは言ってない。それぐらい分かるだろう?」

アグリア「分かるからくせえって言ってんだよ!!!」

ジュード「だったら!!」

アグリア「うるさい!!これは友達ごっこだから許せたんだよ!!」

ジュード「え……?」

アグリア「あたしにとってお前らは絶対に届かない場所にいる奴らだったんだ……」

アルヴィン「どういうことだよ……」

アグリア「あたしのことを友人だって接してくれる奴なんて今までいなかった……ガイアスは人して扱ってくれたけど、所詮は家来でしかなかった」

ジュード「アグリア……」

アグリア「でも、そんないい奴らと友達になる資格なんてあたしにはないんだよ!!あたしはもう誰かを殺して、生きていくしかないんだ……」

ジュード「アグリア、そんなの―――」

アグリア「もう余計なことをいうな……頼むから……言わないで……」

アルヴィン「お前……帰る気なのか?」

アグリア「あたしの居場所はガイアスの傍だけなんだよ。ガイアスの用意した居場所なんて……いらねえ」
159:2011/09/19(月) 19:18:28.00 ID:
ジュード「そんな!?」

アルヴィン「それがお前の答えでいいのか?」

アグリア「答えもなにも、あたしにはそれしかねえんだよ」

ジュード「アグリア……また僕たちは戦うの?」

アグリア「だろーな。お前らがガイアスに賛同してくれたら、そんなことはないけどな」

ジュード「それは……」

ミラ「それは無理だな」

ジュード「ミラ!?」

ミラ「アグリア、私には使命がある。曲げられない使命が」

アグリア「ガイアスにもある」

ミラ「ならば、次に会うときは戦場だ」

アグリア「けっ!!それまでに死ね!!」

ミラ「そうだな。その方がまだ幸せかもしれない」

ジュード「アグリア!!考えなおしてよ!!」

アグリア「うるさい!!黙れ!!もう友達ごっこは終わったんだよ!!!―――じゃあな」
160:2011/09/19(月) 19:22:28.79 ID:
―――翌日

レイア「そんな……アグリア……」

エリーゼ「アグリア……」

ティポ「アグリアの……バホーーー!!!!!」

ミラ「感傷に浸っている暇はない。彼女は元々敵だったんだ。こうなることは予想できたはず」

ジュード「でも……」

ミラ「……」

ローエン「最後の最後で彼女のプライドが出てしまいましたか……」

アルヴィン「……本当にバカだよ」

ジュード「アグリア……」

ミラ「再会したときには戦いになるだろう。皆、それだけは覚悟していてくれ」

レイア「……そんな……アグリアと戦うなんて……」

エリーゼ「い、やです……」

ミラ「それでもいい。―――私が斬るだけだ」

ジュード「ミラ……」
161:2011/09/19(月) 19:25:44.23 ID:
―――カン・バルク 城内 アグリアの自室

アグリア「……」

プレザ「入っても?」

アグリア「勝手にしろ」

プレザ「あら?どうしたの、そのネックレス?」

アグリア「なんでもない」

プレザ「―――本当に良かったの?普通の生活に戻れるチャンスだったのに」

アグリア「今更、どの面さげてお嬢様をしたらいいんだよ」

プレザ「あっそ。後悔は?」

アグリア「ねーよ」

プレザ「なら、もう何も言わないわ」

アグリア「……ふん」

プレザ「アグリア?」

アグリア「なんだよ?」

プレザ「ネックレス、似合ってるわ。これからはずっとつけておいたら?」  
164:2011/09/19(月) 19:31:55.15 ID:
―――数週間後 ニ・アケリア霊山

プレザ「―――来たわね」

アグリア「……」

ジュード「アグリア……!!」

レイア「アグリア……そこをどいて、お願い」

アグリア「アハ~そりゃできない相談だなぁ」

エリーゼ「アグリア……」

ティポ「なんでだよー!友達だろー!なんで喧嘩しなきゃいけないのー!!」

ローエン「アグリアさん、今からでも遅くはありません」

アグリア「遅くないだぁ?アハハハハハ!!出逢ったときからもう手遅れなんだよ!!」

アルヴィン「アグリア……」

ジュード「そんなことない!」

アグリア「……!?」

ジュード「アグリア、一緒に行こう!!僕たちが戦う理由なんてない!!」

アグリア「う……うるさい!!うるさい!!黙れ!!!黙れ!!!黙りやがれぇぇぇ!!!」
167:2011/09/19(月) 19:35:20.91 ID:
ジュード「―――はぁ!!」

アグリア「―――がぁ!?」

プレザ「うぅ……流石ね……」

アルヴィン「悪いな……」

アグリア「くそ……くそ……」

レイア「アグリア、一緒に行こうよ」

エリーゼ「そうです……一緒にいきましょう」

ティポ「アグリアー友達だろー!!」

アグリア「……そんなこと」

ジュード「アグリア……さあ」

アグリア「……ジュード……」

ローエン「―――ジュードさん!!危ない!!足元が崩れますよ!!」

ジュード「え―――」

アグリア「あ……」

レイア「アグリア!!!」
168:2011/09/19(月) 19:39:31.27 ID:
プレザ「―――アル」

アルヴィン「な―――」

アグリア「あ―――」

レイア「くっ……!!」

アグリア「やめろ。お前まで落ちるぞ?」

レイア「今、引っ張り上げるから……」

アグリア「……これ、ジュードに返してくれ」

レイア「え……」

アグリア「―――あと、ネックレスをありがとうって」

ローエン「レイアさん、また崩落が!!」

レイア「で、でも、アグリアが―――」

アグリア「悪いな―――助けようとしてくれて、ありがとう……でも、巻きこむわけにはいかない……大好きな友達を」

レイア「あ―――」

アグリア「―――たのしかった……ごめんね、レイア」

レイア「いやぁ!!!アグリアァァァ!!!!!」
171:2011/09/19(月) 19:44:57.11 ID:
レイア「……アグリア……」

エリーゼ「アグリアと……もう会えないんですか……?」

ジュード「……」

アルヴィン「……」

ローエン「まさか……こんなことになるとは……」

レイア「……うぅ……アグ……リ、アァ……」

ジュード「レイア、進もう」

レイア「ジュード……」

ジュード「レイアは最後にちゃんと言ってくれた……ありがとうって」

レイア「うん……うん……」

ジュード「今は、それだけで……十分だから……」

レイア「ジュード……これ……ありがとうって……アグリアが……」

ジュード「まだ……持っててくれたんだ……アグリア……く……」

エリーゼ「ジュード……泣かないで……うぅ……くだ、さい……うぅぅ……」

ジュード「アグリア……ありがとう……」
176:2011/09/19(月) 19:50:27.94 ID:
レイア「もう!アグリアー!また勝手に私のエビフライ食べたなー!!」

アグリア「あ?嫌いだから残してたんだろ?」

レイア「違うよー!!好きだから残してたのー!!」

アグリア「じゃあ、そういえよ」

レイア「ひどい!!」

ミラ「うむ。言っておかないレイアが悪いな」

エリーゼ「ですね」

レイア「みんなまで!?」

ジュード「アグリア、自分の分があるんだからダメだよ?」

アグリア「うっせーな。じゃあ、これやるよ」

レイア「え?いいのー!?」

アグリア「ほら、あーん」

レイア「あーん……うん。美味しい!!ありがとう!アグリア!!」

アグリア「バーカ―――あはは」

アグリア(―――この夢がいつまでも覚めませんように……もっと笑っていたいから……)
                                                         Fin
178:2011/09/19(月) 19:51:36.13 ID:
あれ…おかしいな
俺いつスプラッシュ唱えたっけ…
179:2011/09/19(月) 19:51:47.17 ID:
おつ・・・
180:2011/09/19(月) 19:53:31.67 ID:
乙乙乙
183:2011/09/19(月) 19:54:25.92 ID:
あれ、おかしいな…。最初はアグリアイジメだったはずのに、なんで泣いてるんだろう…


引用元:
  • http://hibari.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1316411356/
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